完成前の新築物件に決める場合の注意事項

賃貸住宅でも、新築物件はたくさんあります。
まだ誰も住んでいない、真新しい新築物件が好きという人も、少なくないと思います。

ただこの新築物件、気を付けなければいけないことがあります。

新築物件の入居者募集は、多くは物件の建築中に始められるわけですね?
地の利のいい物件なら、建物ができたときには、すでに入居者も全部屋決まっている、などということも珍しくありません。

そうすると、その物件に決めるためには、実際の建物を見ずに決めなければいけないわけです。

分譲マンションの場合なら、モデルルームが用意されることがあります。
でも賃貸住宅の場合には、モデルルームなどまずありませんから、そこに決めるためには、平面図やパースなどの図面と、仕様書だけが検討のための材料です。

そこで問題が起こってくることがあるのです。

完成後に設備などの仕様が変更になる場合があるので注意!

たとえば仕様書では、キッチンの加熱器具は、IHヒーターになっていたとします。
IHヒーターは火力が強いのでいいですね?

ところがそれが完成後に、電気コンロになっていた、などということがあるのです。

大家さんも、お金を使って建物を建設します。
建設費用に予想以上のお金がかかり、設備などを建設途中でダウングレードすることは、実は少なくありません。

もちろん賃貸の正式な契約は、建物の完成後に実際に部屋を見てから行います。
建築途中は手付金をうっているだけですから、使用が変わったことが不満なら、予約をキャンセルして手付金を返してもらうことはできます。

ただ仕様の変更が、引っ越しのギリギリになって知らされて、それでは困るのに、もう別の物件を探す時間はない、などということもあり得ます。

ですから不動産屋には、もし設備などの仕様が変更になった場合は、すぐに連絡をもらえるよう、確認しておくことがオススメです。

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